一般社団法人国際天然物機能開発研究会。

一般社団法人国際天然物機能開発研究会の研究会レポートを随時掲載していきます。

 

第3回 美膳薬膳

今週の美膳薬膳ではタイプ別の養生法についてご紹介致しますenlightened

今週は先週ご紹介した気虚タイプ気滞タイプの養生法ですlaugh

 

気虚タイプ

原因:気の生成は腎・脾胃・肺と密接に関連しています。

    先天性の虚弱、過労、慢性の病気、老化、栄養不足などにより引き起こされますfrown

生活習慣:規則正しく、カラダを温める食事をとること。また、朝食はしっかりとることが大切です。

       早寝早起きで気を高めましょう。ヨガや気功などの呼吸と共に

       ゆっくりと体を伸び縮みさせる運動は気の巡りを良くします☆

改善食材:なつめ、高麗人参、はとむぎ、やまいも、きゃべつ、牛乳、うなぎ、あじなど

       気を補う雑穀類やイモ類を摂取し体を温める食材を選びましょう。

 

気滞タイプ

原因:気鬱体質、精神的ストレス、邪気の侵入、飲食不節、外傷、臓腑機能の低下

生活習慣:気虚タイプ同様、気功やヨガなど精神を落ち着かせるような運動が良いです。

       また、ジョギングなど自分のペースでストレスを発散できる運動も良いです♪

改善食材:ういきょう、八角、春菊、らっきょう、大根、蕎麦、生姜、しそ、ジャスミン、柑橘類など

       香味野菜やハーブ類などを上手く使い、精神を安定させましょう。

 

 

今週の【カラダぽかぽか薬膳】

薬膳麻婆豆腐.jpg

薬膳麻婆豆腐

材料:豆腐(1丁)、ひき肉(100g)、しいたけ(2,3本)、ねぎ(1/3)、塩・こしょう

    調味料A:豆板醤(小2)、鶏がらスープ素(大1/2)ニンニク(すりおろし)少々、醤油(大1)

          酒(大1)、砂糖(大1/2)、ごま油(大1)、山椒(少々)、水(200cc)

盛り付け・仕上げ:糸トウガラシ、松の実、片栗粉、水

作り方:まずはじめに、松の実をフライパンで油をひかずに軽く煎っておきます。

     豆腐は水気を切り、一口大に切ります。

     ねぎは小口切りと盛り付け用に白髪ねぎにしておきます。

     フライパンでひき肉を炒め、ねぎ、しいたけ、を炒めます。

     塩コショウで下味をつけ、調味料Aを加えます。

     さらに豆腐を加えひと煮たちさせ、火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつけます。

     軽く煎っておいた松の実と糸トウガラシ、白髪ねぎを飾れば完成ですenlightened

 

【本日の薬膳食材】

山椒・・・体を温め、冷えをとります。冷えからくる胃痛・腹痛、、食欲不振、下痢に良いです。

トウガラシ・・・代謝を上げる効果の高い食材です。血行を良くし、内臓の冷えを取り除きます。

松の実・・・体を潤す作用があるので乾燥の季節にはピッタリです。

        体を温め滋養強壮効果が高い食材です。

 

次週の美膳薬膳では血虚タイプと?血タイプ、水滞タイプの養生法をご紹介致します☆

また、薬膳恵方巻きレシピをご紹介致しますのでこちらも要チェックです♪

 

【美膳薬膳担当者】

管理栄養士 大川慶子

?国際天然物機能開発研究会 監修

 

 

美膳薬膳   2013年01月25日   admin

第2回 美膳薬膳

今週の美膳薬膳では体質によるタイプについてご紹介致します。

薬膳では体質やその日の体調によって合う食材・養生法を決めていきます。

まずは自分の体質、体調を知ることが第1歩となりますcheeky

中医学ではのバランスにより健康状態を見ることができます。

体質タイプは大きく5つに分かれますenlightened

 

【体質タイプ】

気が足りない体質:気虚

免疫力が低下しているので体調を崩しやすい状態。

症状:疲れやすい、倦怠感、手足の冷え、めまい、風邪や下痢をしやすいなど

 

気の流れが滞っている体質:気滞

体全体を動かすエネルギーが停滞している状態。

症状:ストレスをためやすく、イライラ。頭痛、月経前の体調不良、拒食・過食、

喉や胸がつかえた感じがするなど

 

血が足りない体質:血虚

栄養や潤いを与える血が不足した状態。消化吸収力の低下

症状:目の疲れ、便秘、皮膚や髪の乾燥、のぼせ、

月経の周期が長い、また月経量が少ないなど

 

血の流れが滞っている体質:?血

血液の流れが悪く、老廃物がたまった状態

症状:肌荒れ、シミ・そばかす、肩こり、月経痛、顔色が悪い、足がよくつるなど

 

水の流れが滞っている体質:水滞

水分の代謝がうまくできず体内に溜まっている状態

症状:むくみ、下半身太り、下痢、頻尿ぎみ、体が重くだるい、汗をかきやすいなど

 

皆様はどのタイプでしょうか?

気・血・水は互いに影響し合っているので

体質タイプは一つとは限りません。

2つ以上当てはまる方はそれぞれの養生法を

参考にバランスを整えることが大切です。

まずは自分の体質を知りより効果のある

養生法を学びましょう♪

次週からタイプ別の養生法をご紹介していきます☆

 

今週の【からだぽかぽか薬膳】をご紹介致します。

シソジュース

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材料:シソ(大葉)3〜4枚、ブラウンシュガー20g、レモン汁、水300ml

作り方:シソは洗っておきます。鍋に水を入れ沸騰したらシソを加え煮出します。

     3〜4分煮出したらシソを取り出し、ブラウンシュガーとレモン汁を加えます。

     甘さはお好みで調節ください。冷蔵庫で冷やし完成です。

     冬はホットがおすすめです☆

     今回は約1杯分の分量ですが作りおきしておくのが便利です。

 

〜煮出したシソを再利用レシピ〜

シソチーズはんぺん

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煮出したシソの水気をきりザク切にします。

はんぺんに切り込みをいれチーズとシソを詰めます。

フライパンで焼き目をつけて完成です。

 

【本日の薬膳食材】

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しそ・・・発汗を促し、気の巡りを良くする効果があります。

     また、食欲増進作用や胃腸の機能を整える作用があります。

     さらに花粉症やアトピー症状の緩和作用もあります。

 

 

【美膳薬膳担当者】

管理栄養士 大川慶子

?国際天然物機能開発研究会 監修

 

 

  2013年01月18日   admin

第1回 美膳薬膳

 

美膳薬膳〜ココロとカラダの健康Life〜

本日より毎週金曜更新

美膳薬膳をスタート致します☆

 

自然の恵みで本来の美しさ、健康をつくる。

美膳薬膳を見ればその日から

誰でも究極の自然派美容・健康法を始めることができます。

 

本日はまず薬膳とは何かを簡単にお話しさせて頂きますlaugh

薬膳の思想が生まれたのは中国です。

中医学では、人のカラダは自然界の変化に大きく影響を受け

カラダの陰陽のバランスが崩れると病気になると考えられていますfrown

薬膳はこれらのバランスを整えるために毎日の食事を通して行う

食事療法の一つなのです。

中医学の理論についても順に詳しくご紹介していきます♪

 

また、美膳薬膳では季節ごとのテーマにあった薬膳レシピも公開!!

1月から3月のテーマは冷え性・アレルギーです。

冷え症改善薬膳レシピとして

【カラダの中からぽかぽか薬膳】をご紹介致します。

本日1月11日は鏡開き

鏡開きにピッタリの御餅を使った薬膳レシピですheart

 

【かぼちゃぜんざい】

ぜんざいレシピ.jpg

材料:餅、かぼちゃ、ゆであずき、生姜、砂糖、塩、水

作り方:かぼちゃは一口大に切り、電子レンジで加熱しておきます。

     おもちはトースターで少し焼いておきます。

     鍋にゆであずきと水、砂糖を入れ煮ます。そこにかぼちゃと

     すりおろした生姜(少々で良いですがお好みで調節ください。)を入れてひと煮たちさせ

     おもちを加え最後に塩(少々)を入れれば完成です。甘さはお好みで調節ください。

 

【本日の薬膳食材】

かぼちゃ・・・日本では冬至にかぼちゃを食べて風邪予防を行う風習があります。

        かぼちゃはカラダを温める効果があります。また、食物繊維も豊富に

        含まれており、便秘の予防・改善にも効果があります。

しょうが・・・・新陳代謝をよくしカラダの中から温める効果があります。

        また、食欲増進や胃の調子を整える効果もあります。

 

最後に、、、

薬膳で最も大切なことは自然の恵みに感謝し自分と向き合うことです。

自分に合った食材・漢方を知る。自分薬膳で体質改善始めましょう♪

 

次回は体質別薬膳について順にご紹介致しますのでお楽しみに☆

 

 

 

美膳薬膳   2013年01月11日   admin

明日より美膳薬膳がスタート致します!!

ただ満腹になるだけで満足ですか?

お腹を満たすだけじゃない!!美味しく食べて美と健康まで手に入れる!!

 

体質が変われば、キモチも変わる!!

健康で美しいカラダとココロを手に入れたい方必見☆

 

自然の恵みで本来の美しさ、健康をつくる。

美膳薬膳を見ればその日から

誰でも究極の自然派美容・健康法を始めることができます。

 

『薬膳を学ぶと毎日のその食事は美膳へと変わる』

 

美膳薬膳では薬膳の理論をわかりやすく解説し、薬膳食材の効能や

漢方・薬草との組み合わせをご紹介致します。

日本人に合った新たなJAPAN薬膳レシピを公開☆

また、季節ごとにテーマを設け気になる症状を改善!!

 

ここがポイント!!

(社)国際天然物機能開発研究会監修による

漢方や薬草・薬木の機能性と活用法もご紹介致します!!

天然物や薬草に精通した栄養学・薬学・医学のプロ集団が正しい健康情報を発信☆

 

最後に、薬膳で最も大切なことは自然の恵みに感謝し自分と向き合うことです。

自分に合った食材・漢方を知る。

自分薬膳で体質改善始めませんか?

 

明日1月11日よりついにスタート!!!!

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【美膳薬膳】

国際天然物機能開発研究会HP

研究会レポートにて毎週金曜更新

 

(社)国際天然物機能開発研究会

三益製薬株式会社

 

美膳薬膳   2013年01月10日   admin

今月の薬草「ミソハギ」

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今月の薬草   2012年08月23日   admin

今月のボタニカルアート 「キキョウ 」

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  2012年08月23日   admin