一般社団法人国際天然物機能開発研究会。

一般社団法人国際天然物機能開発研究会の研究会レポートを随時掲載していきます。

 

今日からできる!冬の食養生

立冬を迎え、いよいよ冬となりましたが

寒さと乾燥などで一年の中でも体調を崩しやすい時期になります。

 

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しかし、お仕事やプライベートでも忙しくなる時期でもありますので

体調万全でいたいという方が多いと思います。

そこで本日は、今日からでも始めれるかんたんな食養生をご紹介します♪

 

まず、冬は腎臓などの泌尿器系やホルモン系、免疫系の臓器が弱くなります。

上記の臓器は冷えに弱いため冬に不調を起こしやすく、

膀胱や婦人科系のトラブルが多くなります。

 

冬は『腎』が弱くなるので、守ってあげることが大事なポイントになります。

 

『腎』に対応してくれる色は東洋医学でいうと『黒』となります。

黒い食材やからだを内側より温めてくれる食材を多めにとるよう心がけましょう。

腎臓などの働きを助けるとともに、風邪予防にも効果があります。

 

黒い食材には

きのこ類・きくらげ・昆布・ひじき・ごぼう・黒豆などがあります。

血液状態を改善し、ホルモンバランスを整えてくれます。

 

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また、からだを温める食材には

とうがらし・しょうが・にんにく・ねぎ

またラム肉・牛肉といったお肉もおすすめです。

 

旬のおいしい食材をいただきながら、

病気予防ができるなんて一石二鳥ですね♪

美膳薬膳   2015年11月10日   admin

風邪・咳には東洋医学

今週の後半から寒くなるとの予報がでていますが

みなさんの身体は寒さへの準備できていますか?

 

今年は、ノロウイルスも

11月から3月にかけて例年より多く発生するとのことですので

しっかり予防をしましょう!

 

本日は、これからの時期に役立つ風邪の対処法を

東洋医学の観点からお伝えします。

 

まず、風邪ひき初めには

基本的には身体をゆっくり休め、温める必要があります。

 

そして、東洋医学的治療では

身体の治癒力を高めて治すことを考えて処方されます。

 

そこで、登場するのはやはり漢方薬やツボ治療です。

上記の2つはその人の身体の状態に合わせた対処が可能なので

有効的なのです。

 

よく漢方薬で耳にするのは初期には『葛根湯』

中期には『小柴胡湯(こさいことう)』というように

風邪の経過に合わせて治療することができます。

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また、寝れないほどの咳にもよい『竹茹温胆(ちくじょうんたん)』など、

症状に応じて用いることも可能です。

 

風邪に対して効果的なツボは『風門(ふうもん)』が有名ですが、

『天突(てんとつ)』、『気舎(きしゃ)』、『気戸(きこ)』など、

喉の痛みや咳に有効なツボもあります。

 

ツボには即効性もありますので

辛くなる前に押しておくことをおすすめします。

  2015年10月27日   admin

秋の救世主は白い食べ物?!

夏の照りつけるような日差しが和らぎ、

心地よい秋風が吹いて、

ちょうど過ごしやすい季節になってきました。

 

昨日は中秋の名月で、

スーパームーンを楽しんだ方が多かったのではないでしょうか。

 

そして、みなさんもお気づきかと思いますが

秋分の日を境に日が少しずつ短くなり、

いよいよ秋本番のような感じです。

 

年々暑さは長引く傾向にありますが、

夏に比べると空気は乾燥しやすくなる季節ですので

か〜んたんにできる食養生で

この秋に注意する症状の予防を行っていきましょう。

 

まず、秋に積極的に摂っていただきたい食材は白色の食材です。

かぶ・大根・長芋・豆腐・梨・白身魚・鶏肉などがあります。

 

夏の間に身体には、熱が溜まりやすくなります。

そのまま、秋を迎えると空気の乾燥とともに

せきの症状や、のどや鼻が炎症を起こす原因になります。

 

気温も低くなってきますので身体の温まる、

スープや蒸し料理などに白い食材を使うとおすすめです。

 

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また、乾燥や菌から粘膜を守るためには

黄色の食材も効果的だと言われています。

かぼちゃ・トウモロコシ・納豆・味噌・柑橘系のフルーツなどです。

 

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今度、白や黄色の食材を探しに

スーパーへお出かけするのも楽しそうですね♪

 

  2015年09月28日   admin

めまい・たちくらみに即効!耳つぼ

九州では梅雨に入ったとのことですが

本日は天気もよいので有効に使いたいものです。

 

さて、梅雨入り雨が多くなったり、湿度が高くなりますが

そこで私達の体に起こる症状が

気圧の影響による『偏頭痛』や食中毒による『消化器官の不調』です。

 

また、めまいやたちくらみが多くなる時期でもありますので

生活する上で不安になることや困ることも増えてきます。

 

この時期のめまい・たちくらみは気圧の影響で起こることが多いので

薬に頼るのもどうなのだろう・・

なんとかしたいけど、どうしたらいいのだろうか・・と

悩む方もいらっしゃると思いますが、

そんな時におすすめなのが『耳つぼ』です。

耳つぼは自律神経系からなる症状に即効性があります。

 

簡単なので、是非本日は『めまい・たちくらみ』に

有効的なツボを覚えて活用してみてください♪

 

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黒丸は重要なつぼですので、必ず押さえるようにしましょう。

白丸は黒丸と一緒に押さえることにより

さらなる効果が期待できるつぼです。

『交感』・『皮質下』は耳の表にある凹凸の裏側になります。

 

一日に3〜5回、指圧を加減しながら

押さえているつぼを刺激してみてください。

 

これで、梅雨を元気に乗り越えましょう!

 

  2015年06月04日   admin

耳つぼ 図解

本日は耳つぼ図解について詳しくご紹介します。

 

まず、耳には下図のようにツボが並んでおり

耳には110ヵ所以上あると

WHO(世界保健機構)でも認められています。

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実は、耳は全身の約3分の1の

ツボが集まっているところなのです。

 

一見、数が多くて覚えにくいなと

思うかもしれませんが

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ご覧のように耳全体のツボの位置は

胎児が逆さになったように分布されています。

 

このことを知っておくと

だいたいの場所が分かります。

 

そして、耳介の構造ですが

重要な部分は下図で示すように、

耳輪、舟状窩(しゅうじょうか)、

対輪、耳甲介、耳珠、珠間切痕(じゅかんせっこん)、

対耳珠、耳垂です。

 

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実際に耳つぼを取穴する際に

隆起している場所やへこんでいる場所を目印に

つぼを探していくので

これはこの名称だというように覚えておくことが

おすすめです。 

 

  2015年05月13日   admin

薬膳料理で綺麗になりましょう

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本日は薬膳料理のコツをご紹介します。

 

まずは食材のそれぞれの作用を把握し、

季節やご自分の体調を考えて、

組み合わせを工夫することが薬膳の基本となります。

 

例えば、お刺身に青じそや菊の花を添えることは

青じそや菊の花の殺菌、解毒作用を

利用して食中毒などを防止するといった工夫です。

 

また、色々な色を組み合わせると

陰陽のバランスもとれやすくなるのでポイントです。

 

味も同じような味付けでだけでなく、

色々な味付けでお料理を楽しむと

自然と陰陽のバランスもとれていきます。

 

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適度な香味野菜、香辛料、ハーブなどを使用すると、

薄味でも美味しく感じます。

飲み物は常温や暖かい飲み物をとることをおすすめします。

 

日頃からバランスのとれた食事をしていると、

自然とからだがその時に不足しているものを補えるようになりますので

是非薬膳料理を始められる際は継続してみてください。

 

自分のからだと向き合って

美味しく健康になれる薬膳料理は素晴らしいですね♪

 

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またOEMに関するご相談も随時受け付けております。

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美膳薬膳   2015年04月17日   admin

美膳薬膳第103回〜薬膳は意外なところにある?〜

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薬膳料理や薬膳茶など聞くと

みなさんどのようなイメージがありますか?

 

からだによさそう、知識がたくさん必要など

いろいろな答えがあると思いますが

実際は普段の生活の中で飲食している食材を

多く含んでいるとてもなじみのあるものなのです。

 

そこで、今回ははじめやすい

薬膳茶の効能から紹介していきたいと思います。

 

緑茶 

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緑茶は体の熱を冷ます効果が高いです。

体にこもった余分な熱を冷まします。

効能

イライラやダルさを解消

頭をすっきりさせる

眠気解消

視力の回復

消化促進

虫歯や口臭予防

強い抗菌作用

 

ウーロン茶

ウーロン茶は油を分解する働きがあり、

脂っこい食事にはぴったりです。

 

効能 

消化を促進し、脂肪燃焼

食べ過ぎによる膨満感を緩和

利尿作用

精神を安定

二日酔い改善

 

紅茶

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紅茶は体の冷えが気になるときや、

少し憂鬱な気分のときにGOODです。

また、胃の弱い人でも飲みやすいです。

 

効能

体を温め、冷えを解消

精神を安定、リラックス効果

高い殺菌作用

利尿作用

消化促進

 

何気に飲んでいるお茶ですが

場面場面で嬉しい効果を発揮してくれているのです。

皆様も、ご自分の体調や場面によって

使い分けてみて

薬膳のよさに触れてみてはいかがでしょうか。

 

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美膳薬膳   2015年04月10日   admin

美膳薬膳第102回〜免疫力UP〜

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春になるとほこりやPM2.5に加え

花粉黄砂が空気中に舞い

私たちのからだの中に入っていきます。

 

そんな春は免疫力をしっかりつけて

からだを外敵から守りましょう♪

 

【免疫力UPサラダ】 

 

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長芋とほうれん草のおろしポン酢サラダ

材料:長芋、ほうれん草、トマト、大根、ポン酢

 

長いものヌメリに含まれるムチンは、

たんぱく質の分解を助ける成分です。

たんぱく質は細胞の材料となる栄養素なので、

免疫力を高めるためには、

毎日きちんと補給することをおすすめします。

 

そのほかにも多くの消化酵素を含み

食べ物の消化吸収をよくし、新陳代謝を上げるので、

昔から“精がつく食べ物”といわれてきました。

 

ほうれん草に含まれるカロテンは

体内でビタミンAに変わり

皮膚や粘膜を保護して細菌や

ウィルスに対する免疫力を高めます。

肌荒れや風邪の予防にはピッタリです。

 

こうした免疫力を高める食材を

普段の食事にプラスすることで

自然に免疫力をアップさせることができます!

 

 

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美膳薬膳   2015年04月03日   admin

幸せになれる薬膳料理

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薬膳は毎日の食事を通じて

健康を維持することを目的にしています。

食事が体に与える影響はとても大きいのです。

また、体だけでなく食事はココロにも大きな影響を与えます。

その一つが幸せホルモンと呼ばれているセロトニンです。

 

本日は幸せホルモンセロトニンについてご紹介します。

セロトニンは、脳内で作られ、

精神を安定させるなど「安らぎ」を与えてくれるホルモンです。

感情のコントロールやココロのバランスを保ちます。

 

幸せホルモン「セロトニン」の合成ですが

私たちが食物を摂ると、

たんぱく質は分解されてアミノ酸になり吸収されます。

セロトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸から作られます。

トリプトファンは、肉や魚の動物性の食品や

大豆やナッツに比較的多く含まれています。

しかし、私たちの主食となる穀物にはあまり多く含まれていません。

 

トリプトファンを多く含む食品には、

肉、魚、大豆、チーズ、牛乳、卵黄、落花生、アーモンド、

バナナ、凍り豆腐、きな粉 などがあります。

 

また、体内でセロトニンを合成する際には、

ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムも必要になります。

 

セロトニン合成にかかわる食品を、

毎日の食生活の中で上手に摂りましょう。

 

ココロの薬膳

 

薬膳ツナレタス炒飯

 

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材料:

冷ご飯(200g)、卵(1個)、レタス(2、3枚)、ツナ缶(1/2個)、

    ミックスビーンズ(少々)、鶏がらスープの素(小1)、

    生姜汁(少々)、塩・こしょう(少々)

作り方:

ボールに卵を溶き、そこに冷ご飯、鶏がらスープの素   

生姜汁を加え混ぜます。

  油をひいて温めたフライパンで炒めます。

     卵が固まってきたらツナと一口大にちぎったレタス、

ミックスビーンズを加え炒めます。

     (豆類であればなんでもOKです。下茹でをし加えます。) 

 塩・こしょうで味を調え完成です。

★炒飯はパラパラに仕上げるためのコツ★

 先に卵と冷ご飯を混ぜ卵でご飯をコーティングします。

   また、水分を飛ばすためにパラパラになるまでよく炒めます。

 

週末のランチにおすすめです♪

 

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美膳薬膳   2015年03月27日   admin

ストレス解消には手の小陰心経

手の少陰心経は

息切れや胸痛など、

心臓の症状とストレス緩和に有効的です。

いくつかご紹介します。

これからの時期にぴったりの経絡です。

 

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からだの表面では、

わきの下にある極泉というツボから始まります。

腕の外側を通って小指の先にある少衝に達します。

 

9つのツボがあり

からだの内部では心や小腸を通ります。

心は血を送り出すと同時に精神の安定も保っています。

そのため、この経絡上には

押すとリラックスできるツボもあるのです。

 

是非空いた時間に押してみてください♪

 

 

  2015年03月19日   admin