東洋医学講座
「肝心かなめ」とは、
非常に大切なことを意味しますが、
その語源はどのようなものか皆様知っていますか?
「肝心かなめ」とは
またの名を『肝腎かなめ』ともいい、
肝と腎は体のかなめだから非常に大切だという意味で
この語が生まれたのです。
東洋医学では、肝は「将軍の官、決断ここに出ずるところ」で、
気力、ファイトのもととなります。
腎は、「精気の宿るところ」であり、
生命力、スタミナの根源です。
肝腎は、体のかなめなのです。
健康づくりには、肝腎の強化はかかせません。
背中の肩甲骨の下からお尻の上まで
背骨の左右それぞれ4センチくらいのところに
肝臓、腎臓をはじめ内臓の働きをよくするツボが
縦に平行に並んでいます。
ここに両手のひらを当て
息を吐きながら上から下へとさすりおろします。
一吐き、一こすりのリズムで
10回程、朝と晩行うと大変効果的です。
肝腎かなめの肝と腎を
強化し健康に導いていきましょう!!