月に一回の講座である中医自然療法講座が
10/12(日)に開催されましたのでその講座風景と内容を
ちょっぴりご紹介します。
今回のテーマは『アロマサイエンスへの招待』です。
テーマから興味をそそられますね♪
講師は岐阜大学応用生物科学部 教授 光永 徹先生です。
内容はニオイの種類や仕組みを教えていただき、
その後はニオイが実際人間にどのように作用するのかを
面白く初心者の私達にも分かりやすく教えていただきました。
まず、驚いたことは、
昔人間にはニオイを見分けられる数は802個あったようです。
現在では、人類の進化と共に388個になっているようですが
それだけの数を区別できるのです。
そして、ニオイを感じると
昔のことを思い出したりすることがありますよね?
そのわけは、ニオイの分子が鼻を通って脳にいくと
そこにはニオイの記憶倉庫と呼ばれている海馬(かいば)があります。
そこに、ニオイが反応すると
昔嗅いだニオイを思い出す仕組みになっているのです。
また、同じニオイでも濃度によって感じ方が変わってきます。
薄いニオイがいいニオイで濃いニオイが臭い場合もあれば
濃いニオイがいいニオイで薄いニオイが臭い場合もあるので
とても面白いです。
また、光永先生が研究されているサイプレス(豪州ヒノキ)には
ダイエット効果があります。
主には、肝脂肪を減らしたり、
コレステロールを下げる働きを持っています。
こちらはラベンダーやレモン等のスッキリとしたものと一緒に
アロマとして商品開発したものがあります。
ニオイを嗅ぐだけで健康的に
痩せれるというのはとても嬉しいことですよね。
今まで私達がアロマや匂いについて考えていたことよりも
もっと奥深く面白いと教えていただいた講座でした♪