薬膳は毎日の食事を通じて
健康を維持することを目的にしています。
食事が体に与える影響はとても大きいのです。
また、体だけでなく食事はココロにも大きな影響を与えます。
その一つが幸せホルモンと呼ばれているセロトニンです。
本日は幸せホルモンセロトニンについてご紹介します。
セロトニンは、脳内で作られ、
精神を安定させるなど「安らぎ」を与えてくれるホルモンです。
感情のコントロールやココロのバランスを保ちます。
幸せホルモン「セロトニン」の合成ですが
私たちが食物を摂ると、
たんぱく質は分解されてアミノ酸になり吸収されます。
セロトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸から作られます。
トリプトファンは、肉や魚の動物性の食品や
大豆やナッツに比較的多く含まれています。
しかし、私たちの主食となる穀物にはあまり多く含まれていません。
トリプトファンを多く含む食品には、
肉、魚、大豆、チーズ、牛乳、卵黄、落花生、アーモンド、
バナナ、凍り豆腐、きな粉 などがあります。
また、体内でセロトニンを合成する際には、
ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムも必要になります。
セロトニン合成にかかわる食品を、
毎日の食生活の中で上手に摂りましょう。
ココロの薬膳
薬膳ツナレタス炒飯
材料:
冷ご飯(200g)、卵(1個)、レタス(2、3枚)、ツナ缶(1/2個)、
ミックスビーンズ(少々)、鶏がらスープの素(小1)、
生姜汁(少々)、塩・こしょう(少々)
作り方:
ボールに卵を溶き、そこに冷ご飯、鶏がらスープの素
生姜汁を加え混ぜます。
油をひいて温めたフライパンで炒めます。
卵が固まってきたらツナと一口大にちぎったレタス、
ミックスビーンズを加え炒めます。
(豆類であればなんでもOKです。下茹でをし加えます。)
塩・こしょうで味を調え完成です。
★炒飯はパラパラに仕上げるためのコツ★
先に卵と冷ご飯を混ぜ卵でご飯をコーティングします。
また、水分を飛ばすためにパラパラになるまでよく炒めます。
週末のランチにおすすめです♪